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2024年夏 パタヤ滞在記(6)

2024年9月8日

5日目。
予定から1日遅れてラン島(Koh Larn)への日帰り旅行当日。
私にとっては初のラン島行きで、相方は1度行ったことがあるとのことだったが10年ぶりくらいということでお互い楽しみにしていた。

6時半起床。快晴。
朝食、シャワー等準備を済ませ8時半頃にホテルからBoltでタクシーを呼びバリハイ桟橋(Bali Hai Pier)へ。129バーツ。
バイクにすれば安くいけたと思うが2人なのでタクシーにした。ジョムティエンビーチエリアからだとソンテウでウォーキングストリート近くまで行って歩くのが一番安上がりだと思う。

バリハイ桟橋に着くと、ラン島へ行く観光ツアー客や個人旅行で行く人たちで賑わっていた。
フェリーで往復するのが一番お得なのだが、今回は行きはスピードボート、帰りはフェリーで行くことにした。

さっそく相方が乗り合いのスピードボートのチケットを買ってきた。片道1人150バーツ。往復でも割引は無い模様。
しばらく待機すると船着き場へ移動するようスタッフから指示されたのでそちらへ向かった。
ほどなくして乗船、出航した。けっこう揺れる。相方は前回少し船酔いをしたらしく酔い止めを飲んでいた。ライフジャケットは用意されていたが着用しなかった。

パタヤの街並みが段々と遠くに離れて行き、20分ちょっとでラン島のナーバーン船着場に到着。
相方がバイクで移動しようということで、船着場近くのレンタルバイク屋でバイクを1台レンタル。300バーツ。2人乗りで移動(相方の運転)。

まず向かったのはタワエンビーチ。大きな坂を上って降りていくような感じになるので途中山の上からタワエンビーチを見渡せる絶好のスポットがあった。
タワエンビーチには桟橋がありここに発着するフェリーやスピードボートもあるようで、ラン島で一番メジャーなビーチらしい。店やホテルなども多く観光客や海水浴客も多い。
次に向かったのがティエンビーチ。こちらは店も少ないが人出も少ないので快適。
相方おすすめのビーチでこちらで海水浴を楽しんだ。店は少ないがドリンクやフードの注文、浮き輪レンタルなどは可能。
昼食は魚介のスープライス、パッタイ、海老焼き、マンゴースムージーなどオーダー。

タワエンビーチもティエンビーチも野良犬が水浴びをしに来たりして面白い光景も見ながらあっという間に時間が過ぎていった。

15時頃にそろそろ帰ろうという話になった。バイクを停めていた場所に戻るとソンテウが何台か停まっていたので、ナーバーンの船着場からティエンビーチまでソンテウで来ることもできるのではないかと思う。

ナーバーンの船着場に戻り桟橋に進んでフェリーに乗船。チケットは乗船直前に購入する。1人30バーツ。安い!乗船する手前でドリンク販売もされていた。
タイミングが悪く出発まで30分くらい待った。フェリーはスピードボートに比べると揺れないが、遅い。

ところでフェリーに乗船する前あたりから気のせいか悪寒や倦怠感のようなものを感じ始めた。ついさっきまでは元気だったのだが・・・。
タイミングが悪くこういう時に限って1つ前のフェリーが出航したばかりで私たちが乗り込んだフェリーはなかなか出航せず、なんとか体調不良の中バリハイ桟橋に到着。
バイタクでホテルに帰還。200バーツ。高いが早くホテルに戻ることを優先した。悪寒はしたが日焼けで火照っていたのでプールで少しクールダウンし部屋へ戻った。

体調不良は気のせいではなく悪化していた。
仕上がった洗濯物を取りに行くのを忘れていたので相方がシャワーを浴びている悪寒がする中おばちゃんのところに取りに行き、戻ったら私もシャワーを浴びてすぐにベッドに横になった。
掛け布団をかけるも悪寒がひどいので相方には申し訳ないがエアコンもオフにさせてもらった。
横になって3,4時間すると悪寒が落ち着いてきたがかなりしんどかった。確実に高熱が出ているが悪寒タイムよりは良い。
計っていないがもしかすると40度近く出ていたかもしれない。少なくとも38度クラスの熱ではなかった。
こんなに急激に体温が上昇したのは何年か前にモデルナ製の新型コロナワクチンを接種した時の副作用依頼だった。

相方がおかゆとパイナップルとビタミンC飲料を買ってきてくれて本当に助かったし有難かった。

まさかと思ったが思い当たる大きな原因は1つしかなかった。
その原因は日焼け。
今回、パタヤに着いた翌日から4日連続でプールと海で日焼けをしていた。
日焼け止めを塗らずラッシュガードも着ず、遊び終わった後にコンビニで買ったアロエジェルを塗る程度だったので、私の上半身は実は悲鳴を上げていたらしい。
確かに昨日あたりから確かにけっこうな痛くなってきていて日焼けがひどいことはわかっていたのだが、今日のラン島もつい強い日差しの中で日焼け対策をせずに過ごしてしまった。
どうやらこれで体が限界を超えたらしい。ネットで調べたところ、重度の日焼けで発熱するケースがあるらしい。人生で初めての経験。
私は色白ではなく皮膚はそこまで紫外線に弱い方ではないから大丈夫だろうという予断があった。日焼けを完全になめていた。
日焼けによる皮膚の症状は時間差で現れるようで、私も腕や背中に水疱が現れはじめていた。

ここから数日間、私は日焼けによる激痛でTシャツの着脱ですらまともにできず、普通に背中をつけて横になることすらままならない状態になった。
その日は相方がくれた鎮痛剤を飲んで凌いだ。

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